幸福ホルモン「オキシトシン」

未分類

こんにちは!
ゆうすけです。
今回は私たちの生活に大きく影響する脳内ホルモン「オキシトシン」について書きます。
日々の生産性・幸福感・充実感などに関わるので、ぜひご参考になれば幸いです。

オキシトシンとは

「幸福ホルモン」「愛情ホルモン」等様々な呼ばれ方をするホルモンで、多幸感を与えてくれる脳内ホルモンです。私たちのメンタルを健全に保つために大事な働きをしています。
オキシトシンは自分のちょっとした意識と行動で分泌されます。幸福感を得てメンタルを好調にし、仕事やプライベートの生産性向上つなげることができます。

この記事を読むメリット

オキシトシンは主に人と触れ合うことで分泌される幸福ホルモンですが、現代ではSNSが普及し、さらにはコロナ流行もあり、どんどん人と人が直接会う機会が減少してオキシトシン不足になりやすい環境にあります。
・幸せを感じることができていない
・人の幸せを嬉しく思えない
・精神的に疲れている気がする
・なんだか虚無感を感じる
こういったことを感じ、生産性が下がっている方のお役に立てるような記事となっています。

オキシトシンの効果

  • 幸せを感じる
  • 抗ストレス作用(ストレスホルモンであるコルチゾールを抑制)
  • 癒し効果があり、不安感や恐怖感が軽減される
  • 他者への信頼感が増す
  • 社交的になり人と関わりたいという気持ちが強まる
  • 人を大事にしようという気持ちが強まる(自分が幸せだと人を幸せにしたい、人を大事にしようという気持ちになる)
  • 学習意欲と記憶力向上
  • 免疫力アップ
    病は気からという言葉があるように、メンタルが病んでいると体調も崩しやすくなります。逆に、いつも幸せを感じて笑顔でいると、笑顔によりNK細胞が活性化されて免疫力が上がります。(体調管理には手洗い・うがい・食事・運動・睡眠等は当然大事ですが)

以上のような効果が期待でき、メンタル良好による仕事やプライベートのパフォーマンスが向上します。

どうすればオキシトシンが分泌されるか

  • ペットと触れ合う
  • 人と触れ合う(マッサージやキス・性交渉はもちろん簡単なボディタッチでも分泌されます)
  • 恋人や友人、家族と楽しく食事やおしゃべりをする
  • 学校や職場で自分の存在価値を感じる
  • 人に親切にする(人に親切にした時に相手が喜ぶのはもちろん自分も嬉しい気持ちになりますよね。脳は主語を認識していないので他人にしている行動や思いを自分にしているものと同様に捉えます。)
  • 旅行や映画鑑賞など自分の好きな趣味を楽しむ

オキシトシンが分泌されないとどうなるのか?

オキシトシンが分泌されないとメンタルが病気にかかりやすいような状態になります。
神聖ローマ帝国の皇帝フリードリヒ2世や心理学者ルネ・スピッツが以下のような実験を行いました。極端ですがオキシトシン不足の影響が分かりやすい事例です。

実験)生まれたばかりの赤ちゃんに愛情を注がなかった場合どうなるのか?

実験方法

以下のような条件下で赤ちゃんに接して経過を見ます。

  • 赤ちゃんの目を見てはいけない
  • 赤ちゃんに微笑みかけてはいけない
  • 赤ちゃんに話しかけてはいけない
  • 赤ちゃんとスキンシップを取ってはいけない

※但し、食事や排泄に関することなど、赤ちゃんの衣食住のお世話は欠かさない。

結果

ほとんどの赤ちゃんが1年ないしは2年で亡くなり、生きていても知的障害が残るといった結果になりました。

原因

原因は愛情を受けなかったことにより以下のような影響があったためとされています。
・オキシトシン不足によるストレスなどの精神的な影響
・成長ホルモンが正常に分泌されず健康に成長できなかった

考察

赤ちゃんにとっては生命に関わるほど大きな影響がありました。
健康な成人にとっては生命に関わるほどではないとしても、オキシトシン不足は精神的な健康状態を害し、日々の生産性に大きく影響することが考えられます。

それでは、今回は以上です。
少しの意識や行動の積み重ねが大きな影響をもたらします。
今回の記事があなたの生産性向上や日々の充実感に役立ち、少しでも人生が変わるきっかけ:ターニングポイントになれば幸せです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました